Interview

  • 品質管理部 クオリティマネジメント室

  • 中村 聡

    2025年中途入社(建設業界出身)

Work

構造の知識を土台に、
周囲の知見も借りながら、
全体最適を考える。

品質管理部に所属し、設計段階から竣工・引渡しまで、プロジェクトの品質をトータルでマネジメントする責任者を任されています。主な役割としては、建築・構造・設備・植栽といった各分野のスペシャリストたちをまとめ、社内の開発・営業担当や社外の設計・施工会社と連携しながら、三井不動産レジデンシャルが求める品質を実現するために奔走しています。現在は複数の物件を並行して担当していますが、価格帯や立地などの諸条件によらず、品質を保つためにやるべきことは変わりません。
私は前職まで構造設計一筋でやってきたため、基本的には上棟までしか関わっておらず、入社当初は内装や設備といった分野の知識が十分ではありませんでした。ですが、社内には専門的な知識をもった技術者たちがおり、何でも気軽に質問できる環境です。意匠や設備に関する課題であれば、社内の知見を借りて判断することができます。一方で、私のもつ構造設計のバックグラウンドが活きる場面も多々あります。例えば、構造関係の問題点に対して、早期に対応策を提示し、最初からゴールを見据えた会話ができるのは、私の強みになっています。
幅広い分野で一定の知識が必要であることは間違いありませんが、製品単位の知識をもっているというよりは、それがどういう意味をもつのか、どういう問題になりうるのかといった、全体最適の視点が重要な仕事です。

Episode

構造だけではなく、
建物全体の価値を
追求するために三井へ。

私の生まれ育った地域では東海地震への備えが生活の一部だったことから、「建物の倒壊から人命を守りたい」という想いを抱くようになり、新卒でマンション建設大手のゼネコンに入社しました。当時、構造設計者として数十棟のマンションに携わる中で出会ったのが、三井のマンションです。その時に感じたのは、「対等な会話ができる会社だ」ということ。構造設計は専門性が高く、デベロッパーによってはこちらに一任することも珍しくありませんでしたが、三井不動産レジデンシャルの社員は構造を理解した上で建設的な話をすることができ、対等な立場で一緒に良いものをつくっていこうとする姿勢を感じました。良い意味での緊張感と、楽しさを感じたことを覚えています。
その後、私は新築の建物をつくるだけでなく、既存の建物の安全性を高めていくことが重要だという考えから、耐震診断を行う確認検査機関へ転職しました。そこではさまざまな構造種別に携わり、以前から思い描いていた通りの仕事をすることができました。一方で、構造さえ良ければ建物が長く残るわけではないこと。構造だけの知識では建物全体を理解することができないことも痛感しました。そこで、前職で一通りの仕事を経験し、学べることはおおよそ学べたという段階で、また次の環境を模索。その時、三井不動産レジデンシャルが技術職のキャリア採用を開始したことを知り、ゼネコン時代の記憶や、「経年優化」という考え方にも共感し、応募を決意しました。

Next

技術だけでなく、
お客様を想う目線を養いたい。

三井不動産レジデンシャルに入社するまで、私は主に技術者としての細かな目線で建物を見てきました。しかし今の仕事で大切なのは、関係者と適切なコミュニケーションを取り、チームでプロジェクトに向き合うこと。そして技術的な視点にとどまらず、お客様目線での最適解を追求することです。
例えば、以前担当した物件で、意匠性と機能性のどちらを優先するかで悩んだことがありました。デザイナーとしては最大限、意匠性を追求したい。しかし意匠性を優先していくと、時として防汚性やメンテナンス性の低下など機能性が損なわれる場合があります。どちらも建物にとって重要な要素であり、明確な正解がない中で、私はデザイナーを含めた関係者と密な議論を交わしました。常に意識していたのは、「住まう方の利益につながる選択は何か」。これを判断の基準に、最終的には、双方が納得できるバランスで着地させることができました。関係者たちと真剣に議論しながらプロジェクトに取り組んだからこそ、無事に竣工・引き渡しを迎えた時の達成感はひとしおでした。
当社で品質に関わる仕事をするようになった今、技術を磨くだけでなく、その建物に住まわれる方を第一に考えることが何よりも重要だと感じています。今後は構造以外の知識も習得しながら、関わる人たちとの信頼関係、そしてお客様目線を養いながら、三井不動産レジデンシャルの品質管理責任者としてのスキルを高めていきたいと考えています。

Culture

当社には中途入社の社員に対しても手厚いサポートがあります。私は偶然4月入社だったこともあり、新入社員向けの研修にも参加させてもらい、社内システムや他部署とのつながりなどをイチから学べました。配属後はOJT制度とブラザー・シスター制度を活用し、先輩社員にフォローいただく形で一連の業務内容を習得。半年後には一人で業務を任されるようになりましたが、その後も周囲にすぐに相談できるため、困った時に自分で抱え込むようなことはありませんでした。貴重なノウハウを惜しげもなく教えてくれ、誰に何を聞いても丁寧に答えてくれる環境は非常に心強いです。

Message

三井不動産レジデンシャルの品質管理は、お客様の人生にすまいをお届けするという責任重大な仕事です。責任をもちつつ、技術者としての判断力や折衝力を高いレベルで発揮し、楽しみながら仕事に取り組みたい方には最適な仕事だと思います。また、私自身が実感していることでもありますが、製品や技術について常に学び続けることも欠かせません。技術を磨き続けながら、「経年優化」の理念に共感し、お客様が長く安心して暮らせるすまいをつくりたいという方と一緒に働くことを楽しみにしています。

TOP