Interview

  • 都市開発一部 事業室

  • 月村 翔一

    2020年中途入社(食品業界出身)

Work

異業界出身者として痛感する、
商品が「一つしかない」
ことの難しさ。

都心マンションの営業担当として、千代田区の販売予定物件の計画立案やお客様への引き渡しを担当しています。現在の業務と、私が以前勤めていた食品メーカーの営業との一番の違いは、マンションという商品は「一つしかない」ということです。
まったく同じマンションは存在しないため、営業においては他の商品のようにトライ・アンド・エラーを繰り返しながら販売手法や収支管理を調整していくということができず、細かく計画や価格を精査しながら、一つの商品に徹底的に向き合いながら価値を最大化させていきます。前職では100以上ある商品の担当でしたので、売れ筋や季節性で提案する商品を組み替えることで営業目標を追っていけましたが、現在は事前に決めた販売計画を遂行することが事業の目標遂行につながります。頭を使う時間は以前よりも圧倒的に増えました。
自分で決めた販売手法や価格について、反省はできても、同じ状況で再トライすることはできません。たった一つしかない商品を自分の手で扱うのは責任重大でありながら、自分しか販売に携われないということでもあり、仕事の面白みを強く感じる部分でもあります。

Episode

食品業界からの転職。
生活の基盤という点では
「食」も「住」も同じ。

新卒で大手食品メーカーに就職し、営業として小売店に向けた販促活動を行っていました。小売店には膨大な種類の商品が並んでいるため、自分が扱う商品以外のジャンルにも目を向けながら販売戦略を考えていくことが必要であり、現在の仕事にも通じる調整力を養うことができました。
私はもともと人々の笑顔が見られる仕事がしたいと考えて食品メーカーに入社したのですが、前職の仕事は主に小売店に向き合うBtoBの側面が強かったため、営業として一通りのことを学べたタイミングで転職を考えるようになりました。ちょうどその頃、プライベートで引っ越しをしたという経緯もあり、「食」と同様に「住」も生活の重要な基盤であるという点から不動産業界を検討しました。また、大学時代の知人のつながりで以前から三井グループの人と会う機会はあり、活力あふれる姿に魅力を感じていたことも入社の後押しになりました。
この仕事は責任重大ではありますが、当社のグループ内にはさまざまな物件に携わってきた経験豊富な先輩たちがおり、悩んだ時には相談すれば問題解決の方向を示してくれます。私自身、ブラザー・シスター制度や所長塾研修を活用して知識を習得するほか、とにかく多方面の人に相談することを徹底しながら業務理解を深めていきました。

Next

お客様目線を
自身の強みとしながら、
キャリアの可能性を
広げていきたい。

まったくの異業界ではありますが、私は前職でお客様の生活に密着した商品を扱ってきたからこそ、お客様に近い目線で物事を見ることができていると自分自身では考えています。不動産という商品は他の商品と比べて高額な分、できるだけお客様目線に立った意見を伝えることは普段から心掛けています。細かな不安が蓄積するとお客様の心は離れていくと考えているため、お客様と接する時に専門用語や難しい言葉を使わないのも私なりのこだわりです。こうした心掛けのおかげか、担当したお客様から、別のお客様をご紹介いただいたこともあります。お客様に寄り添う姿勢は、今後も大切にしていきたいと思っています。
一方、マンションの販売経験や、マーケティングのスキルや知識などはまだ不十分です。経験や知識を積んでいき、自分の子供に自慢できるような仕事を成し遂げていきたいです。そして将来的には、より川上に位置する商品の企画といった業務にもチャレンジしたいと考えています。

Culture

仕事も、それ以外にも、本気で打ち込む活力にあふれた人が多い会社だと感じています。その例として、当社にはレジクラブというクラブ活動があり、テニス部女子チームは全国実業団でトップ10内という成果を残しています。私もテニス部に在籍していますが、同僚が会社員として働きながらプロと戦っている姿を見ると感動します。

Message

三井不動産レジデンシャルは、一人ひとりに大きな裁量とチャレンジの機会を与えてくれる会社です。必然的に、成長スピードも他社以上に早いと感じています。何より、自分自身が販売した商品がお客様の生活の基盤になるというやりがいは何にも代えがたいものです。意義のある商品を扱い、自分自身も成長したい方にとって、当社は最適な環境だと考えています。

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