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社員の声総合職

一つとして同じ土地は無く
答えが無いことの難しさ

用地

義澤 龍太

都市開発事業企画部 事業企画室/2014年入社/法学部 国際政治学科

現在の仕事内容を紹介してください。

当社のプロジェクトとなる事業用地の取得を担当しています。当社と言えば、基幹事業であるマンション分譲事業を思い浮かべると思いますが、経済や不動産業界の変化の流れに伴い、我々のプロジェクトも多岐にわたっています。賃貸住宅事業のほか、社会人・学生寮事業、近年はハイエンドシニアをターゲットとしたシニアレジデンス事業、短期出張やセカンドハウスとしての利用もできるSA(サービスアパートメント)事業などです。その中で、用地担当における主な業務は、
① 前提となる土地の情報を、あらゆるチャネルから取得
② その土地の持つポテンシャルが最大限発揮できる用途・企画の検討
③ 土地所有者様ほかあらゆる関係各所との交渉・調整
以上3点と考えています。あらゆるチャネルから自ら足を動かして情報を取得する(信頼関係が無いと、情報はなかなか取得できません…)ことの難しさを感じながら、一つとして同じものがないその土地に、当社の用途でどう活かすことができるかを考え抜くことを意識する。その過程において思い描いた商品企画を現実にできるのか、行政ほかあらゆる関係各所との交渉をすることが、私の仕事内容となります。

仕事の中でいちばん印象に残っているエピソードといえば?

ある土地を検討した時のエピソードです。他社を含めたコンペ提案だったその土地は、敷地面積2,000坪を超え、様々な建物形状および商品企画での検討が可能であったため、土地のポテンシャルを最大限発揮できる企画は何なのかを考えることが、非常に大きなポイントでした。私は、社内の各部署と相談の上で検討できるあらゆる用途を考え、社外の設計会社協力のもと、何パターンも用途に合わせた図面を作成しました。上司からは何度も「本当にその企画で良いのか?」という問いかけをされながら自問自答し、その時改めて一つとして同じ土地は無く、答えが無いことの難しさを痛感しました。結果的には、納得の出来る用途・企画を提案することができ、無事土地の取得にも至りました。私にとっては、デベロッパーという仕事において、事業の始まりに関わる用地としての醍醐味と難しさを味わうことのできた、貴重な経験となりました。

「やりがい」を感じる時や、「この仕事をしていて良かった」と思う時とは?

現在の部署においてのやりがいは、やはり土地の取得に至ったときです。当然、努力したことが結果として表れる喜びもありますが、用地という部署は、大前提に当社の事業の根幹となる位置づけです。その点においては、用地取得が事業のスタートであり、逆に言えば、取得できなければ何も始まらない、という裏返しでもあります。私含め部署の担当は誰もが「会社の事業のスタートを作る」という意識とプライドを持って仕事をしています。いい意味でプレッシャーもありますが、結果として用地取得に至った際には、非常に大きなやりがいを感じることのできる仕事だと思います。

就職先として「三井不動産レジデンシャル」を学生にアピールしてください。

この業界の醍醐味はやはり、0から答えのない商品を作りあげることだと思っています。その点で大事なことはできる限り考え抜き意見を発信することですが、当社の魅力は、その意見を年次問わずに受け入れる文化だと思います。どんどんチャレンジできる点、そしてそれをチームとして協力しフォローし合える風土は、私の会社選びのポイントでもありました。是非とも就職活動中は、セミナーへの参加や社員と会うなどして、その雰囲気を感じていただけたらと思います。

自己アピール

“人”とのつながりを大事にすることを日々意識しながら、社内外問わず良好な関係性を築くことが、自分の強みだと思っています。事業推進にあたり、当然自分だけの力で進めることはできず、そのプロセスにはあらゆる社内外のプロの方々と協力していくことが必要です。従って、信頼関係を築くことは非常に重要な要素であり、その点を意識して日々業務に励んでいます。

プライベートでの楽しみ

今でも高校・大学時代の友人と会う機会も多く、最近は学生時代に取り組んでいたサッカーの社会人チームを作り、試合を行ったりもしています。写真は大学時代の友人と、男だけのバーベキューをした写真です。たまには仕事を忘れてはしゃぐことも大事なので、学生時代の友人は大切だなと最近改めて感じています!笑