シニアの新しい暮らしを支える
挑戦とやりがい
営業
島上 佳南子
シニアレジデンス事業部/2018年入社/法学部政治学科
現在の仕事内容を紹介してください。
私の所属するシニアレジデンス事業部は、高齢者の方向けのサービス付き住宅を開発し、数十年先を見越して運営する部署です。高齢者向けの住宅と聞くと、介護や看護が必要な状態を思い浮かべる方も多いと思いますが、当社の場合は「人生をまだまだこれから楽しみたい」シニアの方向けに住宅を開発する、新しい事業となっています。これまで6物件が開業していますが、すべてダイニングやライブラリー、フィットネスジムなどの共用部が充実しており、エクササイズプログラムや習い事教室などを盛り込んだ、毎日を楽しめるサービスが満載であることが大きな特徴です。その中でも私は「パークウェルステイト西麻布」「パークウェルステイト浜田山」の入居相談を担当しています。具体的には、入居検討者を現地にて案内し、館内の共用部やモデルルーム、サービス内容を通して魅力を最大限お伝えすることが主な仕事です。そのほかにも、個々のお客様の入居手続き、運営スタッフとの業務連携、新聞・ウェブサイト等の広告戦略、営業活動にかかわる費用・収支管理など、多岐にわたる様々な業務に携わっています。
仕事の中でいちばん印象に残っているエピソードといえば?
入社5年目で初めて分譲マンションの所長を経験した際に、顧客の反応が薄く、販売状況が芳しくなかったことです。全然売れなかったらどうしよう、と眠れない日もありました。営業としての力量不足はもちろん、販売戦略や見通しが甘いことを痛感させられましたし、お客様の共感が得られなかったことが何よりもつらかったです。その後販売コンセプトやスケジュールを一から組み立てなおし、試行錯誤の上、チームメンバーと協力して何とか売り上げ目標を達成することができました。たくさんの先輩社員や上司に相談し、知見を分けていただいたからこそ壁を乗り越えられたのだと思います。

「やりがい」を感じる時や、「この仕事をしていて良かった」と思う時とは?
自分が担当したご入居者から、「入居して本当に良かった」と直接お言葉をいただいたことです。これまで分譲マンションの営業を担当しましたが、入居後の住まい心地について、直接お話を聞ける機会は多くありませんでした。一方、シニアレジデンスはご入居者と建物内で何度も顔を合わせる機会があるので、生の声をお聞きできることは本当に貴重な経験だと思います。もちろん、サービスの質やご入居者への配慮が足りておらず、直接ご指摘をいただくこともあります。そのたびに身の引き締まる思いがしますし、気持ちよくお住まいいただくには何が必要か、考えるきっかけをいただくことが多いです。
就職先として「三井不動産レジデンシャル」を学生にアピールしてください。
シニアレジデンス事業部を始め、常識にとらわれない、主体性をもって働く社員ばかりです。現在抱えている課題にどう向き合うか、様々なアプローチを自ら考える方ばかりなので、勉強になることがとても多いです。そういう視点もあったのか、と気づかされることが多々ありますし、もっと関わりたい!と思わせる魅力的な人が多い会社です。
自己アピール
日々、わからないことや判断がつかないことが多々ありますが、自分の考えを常に持ち続けることを心掛けています。入社2~3年目の頃は、その日感じた違和感を記録する「違和感日記」をつけていました。(笑) 自分だったらどうするだろう、とマインドを振り返り、分析することが大事だと思っています。
プライベートでの楽しみ
趣味は国内旅行です。特に北海道と沖縄が好きで、ここ数年はよく行っています。建物を扱っているからか、都心とは異なる広大な敷地や海を定期的に訪れたくなります。また、最近は週1~2でジムに通うようにしています。もともと運動の習慣はなかったのですが、いつまでも若々しく健康体でいたいと思うようになったためです。また正直仕事で苦い思いをすることもあるのですが、体を動かすとまぁいいか、と思えてきます。年々、いかにリフレッシュするかが重要だと痛感するようになりました。
