住みやすさを確認 周辺環境の3大チェックポイントとは
安心で快適なくらしのために、購入前にチェックしておきたい周辺環境のポイントをカテゴリー別にまとめてみました。
最寄り駅までの所要時間
「パークコート山下公園(分譲済み)」物件HPより
物件から最寄りの駅までどのくらいかかるのか、インターネットなどを使って調べることもできますが、実際に歩いて計ってみるのがオススメ。物件から駅まで行くのに信号や歩道橋の有無、交通量などの情報は現地に行って初めてわかることも多いものです。
たとえば子育てママの視点でみれば、歩道がきちんと確保されているか、ベビーカーが通りやすいかといった点も気になるところなのではないでしょうか? 駅から物件までの道がまっすぐな一本道であれば、小さな子どもを連れていたり、ベビーカーを押しながらでも歩きやすいですよね。
また、駅までの距離が徒歩圏外の場合は、近くにバス停はあるか、自転車の駐輪場はあるかといった点も調べておくと良いでしょう。
利用する交通機関の利便性
最寄り駅から利用できる交通機関の利便性もチェックしておきましょう。物件から駅まで距離があり、バスを利用するとなればその本数が気になるところです。物件から一番近いバス停の時刻表で、バスの本数や終バスの時間、深夜バスがあるかなども確認すると良いでしょう。
電車なら通勤通学時の運行本数、特急や快速が止まる駅なのかというポイントの他に、その駅から運行する始発電車があるかという事も確認しておくといいかもしれません。時間を合わせれば座って通勤できるという事なら通勤のストレスも減り、物件選びの決め手の一つにもなり得ますよね。
また、車やバスを利用して通勤する場合は道路の混雑状況によって遅延が予想されるため、車の交通量なども把握しておくと良いでしょう。
スーパーやデパートなどの商業施設
パークホームズ杉並善福寺川緑地周辺(「パークホームズ杉並善福寺川緑地(分譲済み)」物件HPより)
生活する上でほぼ毎日のように利用するスーパーやコンビニ。これらが駅から物件までの間にあるかどうかは重要なポイントとなってきます。
たとえば重いペットボトル飲料、かさばるトイレットペーパーやティッシュボックスを遠くのスーパーから買って帰るのは大変ですよね。物件の近くに大型のスーパーが一つあると大変便利です。また、小さなスーパーであっても複数あれば、それぞれのお得商品や品ぞろえも違いますよね。利用するうちに「野菜はあのスーパーのものが新鮮」「お惣菜はあのスーパーのものがおいしい」などとお店を使い分けられると毎日の楽しみも増えます。さらにチェックしておきたいのが24時間スーパーです。仕事で夜遅くなった時でも利用できるのでとても便利です。
ちょっとした日用品や食品を買ったりするのに便利なコンビニも、できれば物件から5分以内にあって欲しいもの。また、ドラッグストアが近所にあれば急な体調不良を起こした時でも安心できます。
病院や役所、銀行などの公共機関
いざいうときに駆け込めるよう、内科・耳鼻科・歯科などの病院もチェックしておくと良いでしょう。土曜診療を行っている病院なら、平日は忙しくて病院へ行く暇がないという方には嬉しいポイントです。
意外とチェックを忘れがちなのが役所です。出産や妊娠、国民健康保険、年金などくらしの中で重要な手続きや相談を行う場です。近くに役所がなくても、出張所がないか確認しておきましょう。
また、メインで使用している銀行や、郵便局が通勤・通学路の途中にあると安心です。
公園や児童館などの公共施設
子育て世代なら、物件の近くに公園や児童館、図書館などがあるかもチェックしておきたいところ。子どもが小さい頃は利用する機会の多いこれらの施設。安心して子供を遊ばせられるか確認するため、一度利用してみるのもいいでしょう。運動好きなパパママのいるファミリーなら、ランニングコースのある公園などもチェックしておきたいですね。安全面の他にも、同世代の子どもが遊んでいるかという点も確認しておくといいかもしれません。同世代のファミリーが遊んでいたら、地域の子育て環境についてリアルな声を聞けるチャンスですし、ママ友と情報交換や息抜きができる憩いの場になることも。
安全面について
物件周辺の安全面についてもチェックしておきましょう。人通りはどのくらいあるのか、できれば昼と夜に周辺を歩いてみるのがオススメです。夜間の場合、道の明るさなどもチェックしておくとより安心できます。
また小学校や中学校に通う子どものいる家庭なら、通学路の通行量も気になります。物件の目の前にすぐ大きな道路があるか、大型車の出入りする工場はあるかなど確認しておきましょう。交通量が少なく安全に通学できるルートを探しておくのもオススメです。
騒音について
パークホームズ世田谷豪徳寺 翠景邸 外観(分譲済み)
車の交通量が多い大通りは騒音も大きくなりがちです。夜間の騒音は睡眠の妨げにつながることもあるため、静かな住環境を求める方はチェックしておきたい項目の1つです。例えば周辺に歩行者専用の緑道がある物件なら、車の通行量も少なく静かなくらしが叶いますね。
保育園の件数や子育て支援サービス
小さな子どものいる家庭では保育園の数も気になりますよね。実際に歩いて探さなくても、自治体に保育園の空き情報や空いている保育所を問い合わせてみるのがいいでしょう。各自治体が行う子育て支援制度などもチェックしておくと、条件によっては役立つサービスを受けられます。
―いかがでしたか?
物件の周辺環境は実際に足を運んで初めて知ることができることも数多くあります。昼間の街の印象と夜の街の印象が違うこともあるので、実際に歩いてみて、その街に住むイメージをしてみるといいでしょう。また、モデルルームに行くことによって物件周辺環境の様々な情報をもらうこともできます。ぜひ、すまいを選ぶときの参考にしてみてください。