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内覧会とは、引渡しの前に不動産会社の担当者が立ち会い、一緒に建物をチェックすることができる大事な機会。専有部だけでなく、共用部も案内してもらえます。ゴミ置場の場所や災害時の避難経路など、入居後の生活に必要な情報も忘れずに確認してくださいね。
今回は内覧会に持っていくと便利なもの、どんな所をチェックするべきかをまとめました。
TOP画像/パークホームズ調布桜堤通り（分譲済み）
パークホームズ世田谷豪徳寺 翠景邸より(分譲済)
間取り図(設計図)
不動産会社が準備していて渡されることもありますが、念のためコピーなどを持参します。筆記具も準備し、自分が指摘した箇所が後日修復されているかチェックするためにメモを取りましょう。
デジカメ、またはビデオカメラ
間取り図にメモを取るのと一緒に、デジカメやビデオカメラでも気になる箇所を撮影・記録しておけます。また、床や建具の色、採光の様子を撮っておくと、家具の配置やカラーコーディネートの参考になります。
メジャー
建具や収納の位置、大きさなどが合っているかなど、間取り図と照らし合わせて確認できます。また、家具やカーテンのサイズを合わせるための採寸もここで行っておくと、入居前に家具家電の準備がしやすいですね。
パークホームズ杉並善福寺川緑地(分譲済)
【設計図通りに完成しているか】
設計図通りに部屋が作られているか、間取り図と照らし合わせながらチェックします。照明や電源の位置、部屋の大きさなど万が一異なる部分がないか、念入りに確認しましょう。オプションで注文している箇所がある場合、注文が正しく反映されているかも確認します。
【キズなど、施工に不具合がないか】
パークホームズ世田谷梅丘 凜邸(分譲済)
床や壁、建具にキズや剥がれ、汚れなどがないか確認します。気になる箇所は指摘して、入居前に修復を依頼しましょう。デジカメで撮影しておくと、修復を指摘した箇所などがしっかり直されているか、後からBefore&Afterを確認できますよ。
【設備機器が正常に動作するか・基本的な使い方も確認】
パークホームズ世田谷豪徳寺 翠景邸より(分譲済)
各部屋のドア、収納の扉、窓(サッシ)の開け閉めを行い、正常に動くか確認します。通電が完了している場合は、照明以外にも換気扇やインターホン、給湯器など設備機器にも電源を入れ、動作確認しておくと安心ですね。その際、インターホンや給湯器、床暖房などすぐ使いそうな器具については簡単に使い方などもレクチャーしておいてもらえると良いですね。
水も出してみて、キッチンやトイレ、バスルームの排水に問題が無いかチェックします。ピクチャーレール、タオル掛け、カーテンレール、耐震ラッチなど、細かな設備の箇所も忘れずに。
採寸と撮影でイメージを膨らませましょう
不具合や修復箇所の依頼が完了したら、持参したメジャーとカメラで家具配置のための採寸・撮影を忘れずに。「引っ越しを機に、家具家電を一式新調する」という方も多いのではないでしょうか。新築のマイホームにぴったりの、憧れのインテリア選びは気分も高まります。内覧会の際に、家具を配置したい場所の採寸や撮影を行っておけば、家具選びもスムーズ。部屋に対して大きすぎたとか、イメージと違った、なんて事態を防ぐことができます。
また、大きな家具は事前購入が出来ていれば、引っ越しのタイミングと合わせて手配でき、養生*や立ち会いの手間を減らせます。
*大きな家具を搬入する時に部屋にキズがつかないように保護すること
パークホームズ調布桜堤通り（分譲済み）
新築マンションの中には、既に建設が完了して、完成した部屋を見学してから契約できる「竣工物件」があります。気になる部屋の中はもちろん、建物の外観やエントランスなどの共用部も確認できますし、家具や照明がついた「建物内モデルルーム」の見学で、実際の生活もイメージしやすくなっています。既に出来上がっているので、気に入って契約した後、比較的早めに入居が可能になる点も嬉しいですね。
念願のマイホーム購入後、新生活スタートの期待と喜びが高まる「内覧会」。ですが、はやる気持ちを抑えて丁寧に確認をしましょう。入居後、より快適に生活するために必要な情報を得られる機会です。気になる箇所、疑問があったら遠慮なく聞いてみてください。時間が限られている場合もあるので、事前に時間を確認し、家族全員で参加できるといいですね。
大規模物件特集
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