すまい選びのお役立ち情報
すまいの基礎知識〈エリア選び篇〉vol.1

共働きなら「都心」? ライフスタイルからすまいの立地を検討

すまい選びの際、まず考えるのは立地。「職場に近いところがいい」「今住んでいる場所から離れたくない」など、その時の家族構成やくらし方で希望の条件は大きく変わってくるのではないでしょうか。家族構成や、タイミングの例を見ながら、都心と郊外のすまいについて考えてみましょう。
利便性や資産性を考える……子どもが生まれるまでのすまい

主な特徴を挙げると郊外には「豊かな自然」「落ち着いた街並み」という環境面での魅力と、「都心に比べて価格が安い」という魅力があります。そして都心のメリットは「アクセスの良さ」「生活利便性(周辺に店舗が多い)」「資産性」です。

忙しい共働き夫婦なら、アクセス重視でストレスフリーな生活を

一人暮らし・ふたり暮らしの方が、物件を購入するときに重視したいのは「アクセスの良さ」ではないでしょうか。特に共働き夫婦なら家事の分担、一緒に過ごす時間の為にも、毎日の余分な時間は減らしたいもの。都心エリアなら交通網が充実しているので、夫婦どちらの通勤にも便利な場所を選びやすくなります。24時間のスーパーやコンビニ、フィットネスジムなど忙しくても利用できる店舗が多いのも特長だといえます。

六本木や品川への通勤が便利な「パークリュクス白金高輪(分譲済み)」

また、「若いうちに資産として購入しておく」と考えた時も、価格が下がりにくく、貸しやすい物件を見つけやすいのではないでしょうか。

はじめてのすまい購入の時、抱きがちな疑問について予習しておきましょう。

郊外でも、急行や特急電車の停車駅で通勤時間が短縮できるとか、路線の始発駅で座れるといった場所の物件を選ぶと、毎日の通勤ストレスは軽減出来ます。さらに駅や大型のショッピングセンターが近くにあれば、住み替えの時にも好条件で手放すことができるかもしれません。

始発駅で座って「新宿」「東京」「横浜」へ行ける「パークホームズ八王子(分譲済み)」外観CG

日当たり、公園、風通し……子どもが生まれた時に欲しい環境とは

夫婦だけの時は、とにかく自分たちの利便性やアクセスを重視していた方も、子どもができると今まで気にならなかった条件も増えてくるもの。子育てに一番最適な環境を考えたとき、都心と郊外ではどちらが良いでしょうか。

のびのび子育て派なら郊外

子育て世帯が子どものために重視するポイントは「日当たり」や「風通し」が考えられます。周りにあまり大きな建物がなく、気持ちよい風が通る……そんなくらしを想像すると、郊外のすまいが浮かびます。

また、大きな自然公園や川、緑道が近くにあり、四季を感じながら伸び伸びと子育てができる環境は都心ではなかなか手に入りません。「オンとオフをしっかり切り換えられる生活がしたい」と考える方にもおすすめです。
購入価格についても都心ではあきらめてしまう広さの物件が、郊外なら手の届く範囲になることも。

広々としたリビングが魅力の「パークホームズ立川」(分譲済み)

教育環境重視なら都心

子どもの学校や将来の進路は多くの選択肢のなかから選びたい、と考える教育熱心な方なら、都心エリアの方が毎日の通学や塾・習い事教室へのアクセスがしやすく、安心です。東京都内では23区の方がその他の市町村に比べ私立中学への受験率が高いという結果も出ています。

「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス(分譲済み)」のある豊洲は駅徒歩5分以内に人気学習塾が多く集まる

これからのシニア世代のくらし

子どもはいずれ大きくなって、自立し、家を出ていきます。長かった子育て期間が終わり、これからは自分達の時間。「好きな事を思い切り楽しみたい!」 そう思った時、住んでいる場所に変化は必要ないでしょうか?

老後は自分たちらしいライフスタイルを

近年は健康で元気なシニア世代が増えていることもあり、「老後は自分たちらしいライフスタイルを創りたい」と考える方が増えてきています。「余生は静かに送りたい」というイメージは、もう以前のものかもしれません。

また老後のすまいについても、「老朽化した自宅を改善、増改築する」というより、新しいライフスタイルを創りだし、それに適したすまいを探すという考え方が今後さらに増えていくのではないでしょうか。

「成熟した大人世代向け」を謳う都心賃貸マンション「パークアクシス月島マチュアスタイル」

子育て中は住環境や部屋の広さを重視して郊外に住んでいても、子どもが独立して夫婦二人になったときは、そこまで広さもいらないし、買い物や病院へのアクセスが良い場所の方が、毎日のくらしには安心です。趣味の活動や習い事も、都心の方がたくさんの選択肢の中から選ぶことができ、視野が拡がりそう。そんな生活を想像して都心暮らしを希望する方が多いのかもしれません。

一昔前までは「住宅購入=永住」という考えが当たり前のようでしたが、住みやすい街や間取りはその時のライフスタイルによって人それぞれ変化していきますよね。 「今の自分、家族にとって、常に心地よい毎日を過ごすための環境はどこなのか?」人生のさまざまなタイミングでその都度振り返り、すまいを変えていくという選択もあるのではないでしょうか。

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