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くらしのアイデア<家のメンテナンス篇>アイデア8

簡単で洗剤いらず 電子レンジのお掃除方法

あたためはもちろん、簡単調理にも活躍する電子レンジ。使用頻度は高いけど、つい掃除を忘れがちになりませんか? 気になるのは中に飛び散った食品の汚れ。すぐに拭きとれば簡単に落とせますが、家族みんなで使ったり、中が見えにくかったりと、意外と汚れているものなのです。でも、ちょっとした汚れなら洗剤を使わなくても大丈夫。手軽にできる簡単お掃除方法をご紹介します。
※TOP画像/パークコート渋谷大山町 ザ プラネ(分譲済み)

準備するもの
・タオル(今回は50×50センチメートルのものを使用しました)
・レモン半分(絞った後のものでOK)

蒸気で汚れを浮かせて落とす

まずはいらなくなったタオルを使用する方法から。

1. 水をたっぷり含ませたタオルを軽く絞り、ターンテーブルの上に載せます。

2. タオルをあたためます。
(500Wの出力で3分程が目安です)
あたため後、すぐに扉を開けず5~10分ほど蒸気で庫内を蒸らすと、汚れが浮き上がって落ちやすくなります。(庫内が水滴で濡れていればOKです)

3. タオルを取り出します。
ターンテーブルや回転網なども出して洗っておきましょう。

4. タオルを固く絞り、庫内の汚れを拭き取ります。
※タオルが熱くなっているので、気をつけましょう。

5. 洗ったターンテーブルや回転網を戻して終了です。

レモンでさわやか消臭&汚れ落とし

レモンには、リモネンという油を溶かす成分が含まれているそうです。料理に使った後のレモンがあれば、ぜひ掃除に活用してみましょう。

1. レモンをターンテーブルの上に載せます。

2. あたためます。
(500Wの出力で1分程が目安です)

3. 庫内を蒸らした後、レモンをくるくるこすりながら汚れを落とします。
※レモンが熱くなっているので、気をつけましょう。

4. 庫内に残ったレモンを、濡れ布巾、から布巾の順に拭き取って終了です。
※リモネンはポリスチレン(PS)など一部のプラスチックを腐食させる性質があるようです。取扱説明書で確認しておきましょう。

電子レンジの汚れを防ぐ賢い使用方法

汚れはそのままにしないことが一番。まずは、汚れたらすぐに拭き取る習慣をつけるといいですね。また、庫内の飛び散りを防ぐために、温め方にも注意してみましょう。

・ラップをかけるときは少し隙間を開ける。
・飲み物は始めによく混ぜてから。加熱しすぎないように、時間は控え目に設定しておきましょう。
・皮がついている食材には切れ目を入れる。

レンジで温めてはいけない食材として卵はよく知られていますが、その他ソーセージや大きな肉、魚、たらこ、ナス、ジャガイモなども要注意です。

電子レンジの中に放置された汚れは、繰り返し加熱されるため炭化していきます。さらに落ちにくくなるのはもちろん、発火の原因となったり、無駄に電気を消費してしまうことにも。こまめなお手入れで、電子レンジをきれいに安全に使いましょう。

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