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社員の声総合職

広い視野で街を見続け
時代を先読みする

用地

吉原 麻波

プロジェクト推進部 プロジェクト推進室/2008年入社/工学部建築学科

現在の仕事内容を紹介してください。

市街地再開発事業、マンション建替え事業の事業機会獲得と推進をしています。具体的には、地域が持つ課題や、地権者の方のニーズをくみ取り、その地域にとってより良いくらしを提案し事業化につなげています。木造密集地域の空き家問題や老朽化マンション等社会的問題を解決する意義もあり、将来を見据えてその街、地域が持つ課題に目を向けることが重要だと感じています。また、地域の魅力付け、コミュニティ形成に寄与するため「WANGAN ACTION」等の取り組みを通して、「住み続けたい」「住んでみたい」「行ってみたい」街を作る活動もしています。

仕事の中でいちばん印象に残っているエピソードといえば?

エピソードというより、日々業務の中で感じていることなのですが、現業は大規模開発を扱っているため、10年、20年と長期的に検討することが多いです。時代が変われば、周辺環境も変わり、その地域に求められるニーズも変わってきます。「時代を先読みする」というとカッコイイですが日々、目の前の業務だけではなく、広い視野で街を見続け提案することが大切だと感じています。地権者の方とお話をすると漠然と将来に不安を抱いている方もいます。話をする際は、将来のくらしを想像してもらいやすいように話をするよう心掛けています。ご高齢の地権者の方からは「孫に誇れる街を残したい」と言われることもあります。重責を感じながらも"正解"はないので、ディベロッパーとして何を未来に残せるかを日々模索しています。

「やりがい」を感じる時や、「この仕事をしていて良かった」と思う時とは?

現在の業務も、以前の業務も同様ですが「一体感」を感じる時が仕事をしていて一番好きな瞬間です。現業は、地権者の方をはじめ関係者も多く同じ視点で考えを共有することが難しい場面が多々あります。地権者の方に理解を得るために何度も時間をかけて話をしたり、関係者と試行錯誤しながらも議論する過程は熱量に溢れていると思います。
地権者の方には大きな決断をしていただく場面があります。その際に、自信をもって後押しができるよう関係者とはベストを尽くして議論することが重要だと思っています。また、地権者の方、関係者と想いを共有しながら仕事をすることが、自身の成長にも繋がっていると感じています。

就職先として「三井不動産レジデンシャル」を学生にアピールしてください。

私が入社した約13年前と比べると、会社組織、働く環境、業務範囲、商品・・・様々な変化がありました。13年経っても変わらないのは、若手が最前線で仕事をしていること。信じて任せてくれる風土と気概がある先輩が沢山います。変化を楽しんで誰でもチャレンジできる文化がレジデンシャルの魅力だと感じています。

自己アピール

2008年入社後、都心小世帯向けマンションシリーズをはじめ都心・湾岸エリアの大規模マンションの営業に携わりました。その後、建物の品質やアフターサービスを担う部門で三井の物作りに触れ、現業につき4年目となります。昨年、産休を取得し現在は仕事と育児に奮闘中です。

プライベートでの楽しみ

2年前に家族が増え、出掛ける場所もお洒落なカフェから子供が騒いでも気にならない場所へ変わりました。親目線が加わったことで街や建物の見方に変化を感じたり、子供を通して出会った友人と話していると異なる視点に気付かされたり、仕事にも良い刺激になっています。これからも行ったことがない場所を子供と開拓したいと思います。アクティブな子供に負けないように体力作りにボクシングも始めました!