Vision
三井不動産レジデンシャルの未来

デベロッパーの仕事とは

三井不動産レジデンシャルの
製販管一体体制
2006年10月に三井不動産の住宅開発事業と三井不動産販売(現:三井不動産リアルティ)の
住宅販売受託事業が融合して誕生した、私たち三井不動産レジデンシャル。
お客様起点のビジネスモデルを追求するため「製販管(製造・販売・管理)一体」の
デベロッパーの新たなビジネスモデルを構築しました。

  • 「用地」「開発」「営業」「アフターサービス」
    からなる仕事の流れ

    そもそも、「デベロッパー」とは、宅地造成や市街地の再開発を担う主体者の総称です。具体的には、マンションや複合商業施設、リゾートなどを開発していく企業のことを指します。その仕事の流れを大きく分けると「用地(土地を仕入れる)」「開発(建物をつくる)」「営業(分譲する、賃貸する)」「アフターサービス(土地建物を管理する)」の4つ。一つひとつの仕事において業務の性質が大きく異なり、求められるノウハウや技術、そして関わる相手も異なってきます。そのため、効率的な業務遂行から「用地」と「開発」、「営業」、「アフターサービス」の3つに分業し、別会社で請け負うことが一般的です。

  • マーケットの変化や要望により
    柔軟に応えるため、4つの仕事を融合

    そのような不動産業界の常識の中で、私たちがあえて「製販管一体」としたのはなぜでしょうか。そこには、事業環境の変化に対しての危機感がありました。お客様のニーズは多様化、そしてその移り変わりも速い。マーケットの要望にきめ細かかつダイレクトに応える続けるために、アフターサービスや営業の中でキャッチしたニーズを、企画開発や用地取得といった部門もリアルタイムに共有していく必要がある。そのような考えから、お客様起点の価値創造を実現し続けるために、4つの仕事を融合したビジネスモデルを構築したのです。

多種多様な関係者とともに、
新たな価値を築いていく

街や建物を開発していくという事業には多くの人、企業、団体が関わります。そして、「用地」「開発」「営業」「アフターサービス」の4つの領域で、私たちが仕事を一緒に進める関係者も少しずつ異なり、さらにそれぞれの部門が連携し、協働することで、価値あるすまいとくらしは創られていくのです。

  • 用地必要な時に必要な土地が取得できるよう、常日頃から関係者と信頼を築くことが重要です。いざ用地取得の際には、地権者はもちろん、土地によっては地元行政や政府との折衝も実行。また、地域住民の方々との対話も大切な仕事の一つです。
  • 開発物件の立地やお住まいいただくターゲットを基にコンセプトを策定し、ゼネコンや設計事務所等、様々な関係者とともにプロジェクトを推進していきます。入居テナントがある場合は、その選定と交渉も。プロジェクトを下支えする予算やスケジュールも管理していきます。
  • 営業販売コンセプトを策定し、広告代理店と広告を制作していきます。そして、何よりもマーケットのニーズを直接的に感じられるポジションのため、開発にフィードバックを行うことも。
  • アフターサービス開発後の業務を担当。永続的にお客様の声を受け止められる部門であり、その声は新たな開発のヒントとなります。