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社員の声総合職

経済成長著しい東南アジアで学ぶ
デベロッパーが描くビジョンや戦略

その他

武盛 功太

海外事業部 タイ三井不動産 出向/2009年入社/理工学部

現在の仕事内容を紹介してください。

私は2017年からタイ王国・バンコクで主に以下2つの業務に携わっています。
1つ目は住宅分譲事業の事業機会獲得と推進です。バンコクでの当社Gの分譲住宅事業は累計29プロジェクト・約24,000戸まで拡大しています。一方で2018年からスローダウンした市況はコロナ以降、より不確実性が高まっており、日本国内で当社Gが培ったノウハウを活かし、確実な事業推進を意識しています。また、2013年以来多くの事業機会を提供して頂いたパートナー企業(アナンダデベロップメント社)への敬意を決して忘れることなく、現地の生活スタイル・商慣習を踏まえてビジネスを行っています。加えて、地政学上のリスクや経済動向などがマーケットに与える影響についてはアンテナを高く保つよう努力しています。
2つ目はタイの現地法人の会社運営です。タイ現地法人は社員20名(2020年11月10日時点)の小さな会社ではありますが、人事・総務・財務・経理などのアドミニ業務を現地スタッフと協働し、適切な会社運営を行っています。
業務範囲が広く、また異なる国籍・言語の人々と仕事をすることは多くの課題に直面しますが、現地の商慣習や事業上関わる方々へのリスペクトを大切にすることが重要だと実感しています。

仕事の中でいちばん印象に残っているエピソードといえば?

経済成長著しい東南アジア、特に勢いのある不動産マーケットは今日の日本では実感し難いものであり、貴重な経験になっています。成長著しい経済・マーケットにおけるデベロッパーが描くビジョンや戦略、お客様の購入動機やモチベーションなど非常に勉強になります。
また、各国の文化・慣習は実感することは非常に刺激的で貴重な経験になっています。特に日本では見られないような間取りが現地の生活スタイルや嗜好に合致し、お客様に購入いただく現場を目の当たりにすると、いかに住宅が人々の生活の核として、密接に関わっていることを再認識します。

「やりがい」を感じる時や、「この仕事をしていて良かった」と思う時とは?

多くの当社社員と同様ですが、自らが携わった事業が実際に完成し、人が入居した光景を見ることでしょうか。特に、古い家屋が密集し、雑然とした周辺環境のプロジェクトであっても、ランドスケープや建築計画で高付加価値を実現することで、周辺環境までも変えることができることを実感できるときです。バンコクでもそれは変わらず、一つの分譲住宅事業がもたらす影響力の大きさを実感しています。

就職先として「三井不動産レジデンシャル」を学生にアピールしてください。

会社で働く醍醐味は「個人では資金負担できないことを会社の信用と資金により実現できること」だと、新人時代の先輩方に教わりました。不動産事業はまさにその醍醐味を実感できる仕事です。その中で当社は国内外問わず、新しいチャレンジが求められ続ける会社です。

自己アピール

落ち着いてみえるとよく言われますが、私自身も仕事では常に感情の起伏をそこまで表に出さず、冷静でいるようにしています。また、オンとオフをしっかり切り換え、仕事は仕事、プライベートはプライベートとそれぞれの時間を大切にするよう心がけています。

プライベートでの楽しみ

3歳と0歳の子供と一緒にいる時間が何より心休まる時間であり、週末の楽しみです。あたりまえの事のようですが、コロナ以降、在宅勤務等の新しい生活様式を経験し、また海外への移動が制限される現況を踏まえて思うことは、家族と過ごす時間が一番大切だと痛感しています。
また、学生時代からの趣味として旅行があります。タイやその周辺国には魅力的な都市・街が多くあるため、時間をみつけては旅行に行きたいと思っています。写真はプライベートでタイのピピ島に行ったときのものです。これまで見たことのない景色等に刺激を受け、日々の活力を取り戻すことができます。