Voice
社員の声総合職

形が残り、幸せなくらしが根付く姿を
ずっと見届けることができる

その他

村上 由梨子

市場開発部 イノベーション推進グループ/2012年入社/工学研究科建築学専攻

(※現在は、都市開発二部事業室)

現在の仕事内容を紹介してください。

当グループは、2017年4月に発足したばかりの新しいグループです。10年、20年後を見据えIoTやAI等ICT技術を活用しながら、当社の次のビジネスモデルを創造することが命題です。
グループ発足と同時に配属された当初は、どの分野に可能性があるのかさえ検討もつかない中、世の新しいビジネスモデルや技術を学ぶため、異業種のセミナーやヒアリングにより情報を集め、今までの経験や社内リソース活用により、当社での実現可能性を検証し、注力する分野探しを行う毎日でした。(住宅デベロッパーというと検討分野が限定されると思われがちですが、すまいとくらし起点で考えると可能性は無限大で検討分野の特定も一苦労です。)
今は新しいターゲット像(例えば今の10代)の10年後のライフスタイルを分析・推測し、分譲や賃貸といった基幹事業に加えて、世のニーズに合う新しいすまいとくらしの形を提供できる当社の新しいビジネスモデルを構築することを目指しています。
「目標を達成することが仕事ではなく、目標を見つけ出すことが仕事」「誰も成功体験がない事業を社内の承認を得て進めていく」という、とてもハードルの高い業務に日々奮闘しています。

仕事の中でいちばん印象に残っているエピソードといえば?

前部署の営業時代、初めて所長を経験したプロジェクトの売行きが悪く苦戦した時の話です。
用地・開発の想いの詰まった物件を一番いい形でお客様に届けるにはどうすべきかと、苦戦したからこそ「考えること」と向き合った時間が自身を成長させたと思います。限られた販売費の中で出来ることはないかと社内外から情報収集し捻り出した広告計画や、明確かつメリハリある指示による現場の士気アップ策等、「かっこつけず泥臭くPDCAサイクルを継続することの強さ、大切さ」を学ぶことができ、今後の仕事への向き合い方の大きな軸を見つける経験となりました。
乗り越えられた理由としては、ベテラン営業マンの多すぎるアドバイス、飲みながら愚痴を聞いてくれる先輩の存在は外せません(笑)。
決して良い販売結果ではありませんでしたが、泥臭くも本質的な営業努力が認められたのか、社内の営業部門の賞を獲得し、結果だけでなく過程も評価してくれる会社なのだなと感じました。

「やりがい」を感じる時や、「この仕事をしていて良かった」と思う時とは?

「形が残り、そこに幸せなくらしが根付く姿をずっと見届けることができる」ところです。意外にも世の中で何十年も大切にしてもらえるものを扱える仕事は少ないのではないかと思います。担当したお客様が本当に幸せそうに暮らし、すくすくと成長するお子様を見ると、少々の嫌なことは忘れられるくらい幸せな仕事だなと感じます。
現部署でも早く新規事業を実現させ、自分の創り出したモノ・サービスが世のくらしに根付く日を迎えるため、お客様の幸せを想像しながら、日々努力したいと思います。

就職先として「三井不動産レジデンシャル」を学生にアピールしてください。

様々なことにチャレンジできる、そして、あたたかい会社です。
私自身、入社3年目で責任のある営業現場の所長の経験、現グループでは不動産業界に縛られない分野の知見獲得(異業種の海外視察等)、人事研修の一環で1ヶ月の海外語学研修等、入社前の想像を超えるチャレンジが出来ています。
これらの経験ができるのは、若手の頃から裁量が大きくチャレンジできる風土があること、それを許容できるのは、苦しい時にそっと支えてくれる厳しくも優しい個性豊かな上司・同僚がいるからだと実感しています。

自己アピール

「仕事を楽しむ!仕事を頑張る!」小学生のようなモットーですが…意外と毎日継続して実践することは難しいものです。辛い時こそ成長のチャンスと自分を鼓舞しながら前向きに取り組むと、自然と周りを巻き込み良い流れが生まれます。もちろん巻き込まれた方にも楽しんでもらえるよう心掛けています。仕事もプライベートも同じ気持ちで過ごしていきたいです。

プライベートでの楽しみ

友人とのおしゃべりと旅行です。
学生時代の友人や同僚とランチやBBQ、飲み会(食べてばかりですね…)で、様々なライフステージの近況報告に刺激を受けながら、のんびり過ごしています。また、年々家族ぐるみの付き合いも増え、コミュニティが広がる喜びを感じています。
長期休暇には、海外旅行でリフレッシュしています。今年はベトナム・ハワイ・オーストラリアとかなり欲張ってしまいました。写真はギリシャのサントリーニ島で、美しい景色を眺めながらワインを飲んで、完全に緩んだ至福の瞬間の写真です。笑 こういったご褒美が仕事への活力につながると信じ、オフは自分を甘やかしています。